Darran Mountains Rock Trip

5日間のDarran Mountainsクライミング合宿から無事戻ってきました!
当初は6日間の予定でしたが、最終日がサンダーストーム予報だったので、一日早く撤収。
出発前夜がサンダーストームで、そこから5日間の鬼のような快晴、で、次のサンダーストーム前日に帰宅。完璧です。
到着日は登る前に、初のHomer Hutへ下見に。
前日の大雨で川の水量も上がってました。これ以上増えたら車でのアクセスもムリかもと思いつつ、とりあえずクライミングへ。

初日はBabylonへ。
ひたすら同じ景色の中から、この細いアプローチの入り口を探す。ケルンは一つもありませんでした。

入り口さえ見つけてしまえば、あとはトラックを辿るだけですが、アプローチ核心のうちらにはキツイキツイ。。。
なかなかの急こう配が20分ほど。

Babylonの右ウォール
スパッと切れた垂壁っぷりに圧倒されます。そしてでかい。

Little Babylonへはここからさらに20分ほど上なので、この日はもちろんBabylonで登って終了。
ひたすら薄っ被りなので、技術が試される壁です。ムズかった!

そして増水が心配なHomer Hut へ戻ってみると

あれだけあった川の水はきれいさっぱり無くなってました。
管理人が滞在する時期よりは少し早かったらしく無人でした。

共有スペースはすべてきれいにまとまっていて使いやすかったです。

みんなでのトリップならここが一番楽しめそうですが、ガスも水もベッドもあるので、キャンプ感はないです。
結局うちらはHomer Hut泊はこの日だけで、その後はDOCのキャンプサイトに行きました。
2,3日目はいよいよLittle Babylonへ。
Babylonまでの道のりがとても簡単に思えました。
Little Babylonまではほぼクライミング。
木の幹と張り巡らされた根っことフィックスロープを使ってさらに20~30分ほど。

垂直だし

景色いいし

到着。
ベースエリアは広くて平らで快適でした。

クライマー以外が来ることはまずない隠れ家。
ルート名はすべて取りつきにアーティスティックに描かれてました。

エリアど真ん中にオーバーハング直登系の高難度が集まっていて、その横に30mクラスのルーフ系がたくさん。
ここに住みたい。
Masaya on International Turkey Patrol (25) 持久系の三ツ星ルート
落とせなかったけどめちゃくちゃおもしろいルートだった!

DOC管轄のCascade Creek Campsite。広くて快適でした。

そして4,5日目はThe Chasm。
アプローチは楽ちんで原生林のような林の中の緩斜面をほんの5~7分。

シーズンの初めは上のルーフからずっと水が落ちてくるけど、壁はドライ。

25mのハズなのにルート取りを間違えて隣のルートに合流。
降りてみたら60mロープが地面に着いてなかった。

1ピッチ目はLadder access 、2ピッチ目がAnother One (20) でルーフ下のChiliout Ledge へ。

Yuko on Another One (20)

Chillout Ledgeから恒例の顔半分パノラマ!

キレイな景色とキタナイ手

翌日はエリア右端にあるHidden Wall。
Proximity Infatuation (21) を登ってもう一つのLedge へ。
細長くてスパッと切れてる棚。

棚の上から2ピッチ目のOn the Prow (24)へ。

360°全景色が絶景のクライミング。
経験してほしいと言うしか伝えようがないです。

Masaya on Roaming Worrior (25)

今回は初めてのDarran Mountainsでのクライミング。
グレード的な成果は何もなかったけど、いい天気、いい景色、いいルートに囲まれて幸せでした。
アプローチに強くなったのが一番の収穫。
もうどこいってもそんなに驚かないと思います。
とにかくこの壮大さをみんなに味わってほしいです。
今シーズン中にまた行きたいです。次は一緒に行こう!!
〈Masaya〉