最小催行数の遠征隊
今年はクイーンズタウンで遠征隊の大パーティを迎え入れる予定でしたが、いろいろあった結果、TakeちゃんとMayumiさん2人だけの小さな遠征隊になりました。
まあとにかくいらっしゃい!ということでイースタークライミングの始まり!!
今回のイースターは天気予報では最悪の10日間全て雨!
初日も午前中はパラついていましたが、午後からは晴れ間も出てきていい感じでした。
この日はアルパイン・クライマーのKotaくんも参加で5人。
まずはワナカのサニーサイドで登りました。
岩場での待機だったので、晴れてきたらアップもせずにすぐさま本気モード。
ターゲットは名ルートのAll That Remains(24)とMental As Anything(25)。

Kota on All That Remains。

Mayumiさん、YukoもMental As Anythingトライ!

Takeちゃんは下部核心で豪快ムーブ炸裂!

やっぱりみんなで登ってる時間が楽しいです。

この日はこの2本だけでしたが、登れただけでラッキーでした。
そして遠征の楽しみといえば、夜の反省会(アルコール込み)。今年もテンション高めで最高な夜でした。
【今年の名言】
神が降りおった
昨年クリスマス遠征隊のTakeちゃんの様子。

そして今回。

【昨年の名言】カレンダー付きのバッグ出るか!?
翌、日曜日は天気もさらに回復!
本当にいつも遠征隊の引きの強さには驚きです。
空気も澄んだ、いい秋晴れの朝でした。

この日はTake、Mayumi、Yuko、Masayaと、Mayumiさんの友人で日本からはるばるフライフィッシングの旅にやって来たYujiさんも参加。
この日はみんながはじめてのエリアに挑戦しよう、ということで、ワナカのいつもの岩場より少し道を外れるLive Wireというエリアに行ってみました。
ところがこの岩場がすごかった。
ルートの取り付き(ビレイポイント)が壁の5mほどの高さにある棚の上で、そこまで上がる方法は一つ。

この腐りかけたフィックスロープで上がる。
もちろんこんなロープに命をかける気はないので、すぐにあきらめてエリア変更。
結局リバーサイドへ。
そしてここを選んだのにも理由があって、Yujiさんにフライフィッシングの基本を教わるため。
クイーンズタウンはトラウトフィッシングがとても盛んなので、せっかく住んでるなら始めたい!と思っていたこのタイミングでYujiさんが来てくれたので、ここでトライでしょ!今でしょ!
糸がどっちに飛ぶかもわかっていないドシロウトなので、遠めから観察。

隙を見てフトコロに突入。

気持ちが伝わったらもう一心同体。

まあとにかくYujiさん、親切な手ほどきありがとうございました!
次に来る時までに練習するぞ!
さて、クライミング。
釣りの練習が終わって岩場に行くとMayumiさんがおそろしくランナウトしてるルート登ってました。
さすがです。
アップ後、Takeちゃん、MayumiさんはAnti Walk Device(23)へ。
テクニカルフェイスからルーフ抜けまでいろいろ出てきて楽しいルートです。

Yuko、MasayaはZoot Alors(23)にトライ。
これも比較的テクニカルで核心部は薄カチをつなぐヒヤヒヤ系。超おすすめルートです!

しかしギアの回収作業中にMayumiさんが地面で転倒してケガをしてしまい、ここで撤収。
幸い大事には至らなかったのでよかったですが、気をつけねば。
最初の週末はこんな感じで終了。
天気はどんどん好転していき、今の予報では残り全部オッケー!
Mayumiさんはケガで安静ということで、ここでクライストチャーチへ帰宅。
次回はケガなく楽しもう!!
そして残ったTakeちゃん、ラストスパートがんばろう!
これからはクライミングだけでなくフライフィッシングでの遠征もお待ちしてます!

<Masaya>