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New Zealand のクライミング/ボルダリング情報

10
2009

3連休

たまたま取れた3連休。天気予報はすべて
ということで、3日とも行ってきました!

初日、まずはターゲットの課題を3日間じっくり研究するつもりでいつものQuantum Mechanicsへ。
ウォームアップ後の一発目。

いつもより体が上がってる気がする・・・

2発目。今日できる気がする・・・

3発目。できた。初日の午前中なのに、できた。

あーもうこの課題のこと考えなくていいんだ。
と思ったら超気楽になって、その後はキャッスルヒルを楽しむモードにチェーンジ!!

その直後、となりのV5を打ち込んでいたYukoまでも、

できた。できちゃった。

というわけで2人して絶好調スタートでした!

あとは気楽にその辺の課題を楽しみつつSpittle Hillへ移動。

diary15.jpg

Spittle HillではBeautiful Edgesの再登など、急がずあせらずのんびりとコーヒーブレイクなんか入れながら、週末の午後を満喫しました。




二日目はSpittle Hillの一番奥から頂上まで行ってみようということになり、まずはその手前の好課題Supernatural(Map5 Prob41)へ。

この課題は数年前できなかったっきり触っていませんでしたが、昨日の調子を引きずっているのか、アップ後の一発目で完登できました。

その後はエリアの一番外側を、たまに課題をトライしながら頂上へとハイクアップ。
ここまで登ってきたのは初めてでしたが、想像以上の絶景っぷりに感動!!!

diary14.jpg

雪山、キャッスルヒル全景、ファームの田園風景、すべてが360度のパノラマに広がっていました。
ハイクアップの疲れをこの絶景で癒すなんてなんて贅沢な。

Spittle Hill上部の課題をいろいろ見て回ってみましたが、正直ランディング悪すぎました。
おもしろそうな課題もあるものの、この急傾斜のランディングではトライする気にはなれませんでした。

というわけで中腹まで降りてBasilisk(Ma26 Prob33)近辺へ。
以前やったV3課題のV5シットスタート G-Force(Map26 Prob27)を軽い気持ちでトライ。
カンテ右からのスタートでほぼカンテ上を直上するこの課題。

これがハマりました。
あんまりいつまでもできないのでムキになってしまい、数十回後にできた時は左親指は打身、指は8本すりおろし状態で真っ赤っか。やるんじゃなかった・・・

まあとにかく指皮も体力も使い切って終了となりました。




3日目は少し曇り気味でしたが、もちろん決行。

今日は2人とも指皮も筋肉痛も限界近いのでSpittle HillのMap16周辺であまり歩かずにやろう、ということに。

個人的にも指先はもうご臨終寸前だったので、苦手なスラブやスメアリングの練習に当てることにしました。

何故か今日はハイボールな気分(ごくごくたまにこの気分になる・・・)になっており、アップからV2のハイボールへ。

その後、有名なオフウィドス三ッ星☆☆☆V4課題Old School(Map11 Prob64)へ。
こういう課題を避けて通ってきた筆者には



コワイ



の一言でした。
4メートルほどのきれいなオフウィドスで真ん中にクラックが一本。
それ以外はなだらかな起伏のみ。

この4メートルを登りきるのになんと15分かかりました。

挟まったまま泣きそうでした。

この一本でどうやら怖さセンサーがぶち切れ、続いて約6メートルの三ッ星☆☆☆V5のハイスラブLet There Be Malt(Map16 Prob34)へ。

これも切れた状態で一撃。

続いてはまたしても三ッ星☆☆☆で5、6メートルのV5ハイボールSuper-Toucher(Map23 Prob72)。
これはスタートが非常にむずかしく、つるつるフットホールドにしばし苦戦しました。

しばし、というのはだいたい30回くらいの失敗ですが・・・

その後、上部で約20回ほどの失敗を経てなんとか完登しました。

3日目は完登数こそ少ないけどなかなか充実した一日になりました。

この3日間でYukoのほうは約90課題ほど完登したようです。
とにかくたくさん登ってました。

ほんとにこの3連休はキャッスルヒルだけのために使えて幸せでした。

また来週の休みまでに指皮治さないと!!

diary13.jpg

<Masaya>


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