春の訪れ
クラクラ部はもちろんキャッスルヒルに行っていることでしょうとお思いの皆様。
期待を裏切って申し訳ございません。
今回はなんと参加者が集まらず不催行となってしまいました。もったいない・・・。
まぁ、こんな日もあるさ!
ということで、気を取り直して、月曜の今日は洞窟へ!!!
約1ヶ月半振りの洞窟。
ここ数日間、天気が良かったので、今回は“染み出し無し”の期待大。
トラック入り口ではかわいい子羊たちがお出迎え。春の訪れを感じます。
でも、何だか変。いつもとは何かが違うような???
いつもはたくさんの犬たちが遊び回っている広場に犬の姿はなく・・・
『あれっ?ここって湿地帯だっけ?』という程に地面はぬかるんでいる。
気にせずにアクセス・トラックを進んでいくが・・・
『あれっ?ここってこんなに川の音が聞こえるんだっけ?』と激流の音が近くに聞こえる。
それでも気にせずトラックを進んでいくと・・・
『あれっ?ここってこんなんだっけ?』↓

なんと、大きな地滑りの跡がアクセス・トラックを横切っているではないか!?
しかもここは地震の時に巨大な岩の崩落があった脆い岩壁の下。
落ちてこないでよぉ~と祈りつつ、急いで突破。
途中途中、いつもはないはずのストリームを越えながらも、なんとか洞窟入り口に到着。
あぁ~やっぱり(涙)
最後の急坂は完全に水の通り道。これじゃあ、まるで沢登り。
本日の洞窟内の様子はMasaya氏の実況中継付き動画にてお楽しみください↓
ということで、洞窟は諦めたが、このままじゃ気がすまない。
登れる場所を求めて一路Cattlestopへ向かいました。
うちら2人にとっては地震後初のCattlestop。
『あれが噂のSummit Roadクローズの原因になった岩の崩落かぁ~』とか『Castle Rock全く原型とどめてないねぇ~』な~んて言いながら、気分は完全に地震跡を見学に来た観光客。

Cattlestopにはこんな看板が立てられていました。

残念ながらBritten Cragはまだ立ち入り禁止なので、Cattlestopの右端にはこのような看板が。

目の前には以前プロジェクトだったエンジェル・フェイスがあるのにBritten Cragには近づけない。
もどかしい気持ちを抱えつつも、Cattlestopが残っているだけでもありがたいじゃないかと思い直し、『さて登りますか~!』と気合いを入れたところで気がついた。
クイックドロー2本しか持ってきてない。
そう、洞窟ではクイックドローがいらない為、他のエリアで登る準備はしていなかった。
ここまでその事実に気づかなかったうちらって・・・(失笑)
結局、ここでも登れず。
何はともあれ、やっぱりここから見る景色は素晴らしい!

今、NZAC(New Zealand Alpine Club)がこの夏に向けて、Britten Cragなどのエリア・オープンのために頑張ってくれています。早くBritten CragがAccessibleになって、みんなでまたアフター5のクライミングに行けるようになるといいね。
<Yuko>